スクラッチ
ニクス エデュケーションクラブは、子供向けのプログラミングツールとして下記に説明を引用したスクラッチを使用します。
スクラッチは多くの国・地域で採用されており、日本でもおなじみのプログラミング言語のひとつです。
言語の選択でひらがなだけの表示も可能であり、スクラッチジュニアから移行する際、漢字の習得は考えなくても大丈夫です。
拡張性も高く、奥深さを感じさせる言語だと思っています。
今までの体験でも好評でした。
プログラミング学習の機会を子供に与えるかどうか、迷っている保護者の方も多いと思います。実際、2020年から小学校でプログラミング教育が必修化するニュースを受けて、興味がある、またはこれから始めたい子どもの習い事として、プログラミング教室の人気が上昇しています。
MIT公式ページより
そのプログラミング教室の多くで、教材として使用されているスクラッチは、子どもだけでなく、大人にとってもとても楽しいプログラミング学習のツールとなっています。
幼稚園児から小学低学年向けのスクラッチジュニアはゲームとして触れていきますが、スクラッチは本格的なプログラミングの足がかりになります。 小学校に入って少し経って、文字が確実に読み書きできるようになれば、扱えるコマンドもだいぶ幅が広がってきます。ツールとしては、ドラッグ&ドロップでプログラミングできるという意味ではジュニアに似ていますが、中身はただの絵から文字に変わり、はるかに高度で凝ったことができるようになっています。
スクラッチは、2006年に米マサチューセッツ工科大学のMITメディアラボにて開発された、8歳から16歳の子ども向けに開発したビジュアルプログラミング言語です。マウスを使って直感的に操作可能で、ブロックのドラッグ&ドロップで、いろんな動画やゲーム、インタラクティブなコンテンツが作れます。日本語にも対応しています。作った作品をサイト上で共有することも可能です。
きちんと構文を覚えなくてもプログラミングの基本的な考え方を学ぶことができることから、プログラミング教育が注目を集めている今、様々なところから関心が高まっています。
スクラッチジュニア
スクラッチジュニアは、文字を十分に理解できない年齢の子供でも簡単に親しむことができます。タブレット上で直観的に操作(タップやドラッグ)をするだけで、意図する動きを具現できるのです。
個々の差はありますが、10分程度の説明でも、何をどう動かそうかという目的を探して、自分でタブレットを操作できるのです。
絵の得意な子供ならばキャラクタ(スプライトと呼びます)に自分のデザインを追加しますし、音楽が好きな子供は自分でリズムや音の取り込みを工夫できます。
決められたことをするのでなく、興味のあることを自分のペースで進めていけばよいのです。その繰り返しで思考力を高め、論理的な考え方が知らないうちに身についてくるのです。
スクラッチジュニアは、子供達が自分自身で対話型の物語やゲームを作成することができる、入門用のプログラミング言語です。
子供向けにデザインされたおもちゃのようなプログラミングブロックを指で操作して、キャラクターを動かしたり、ジャンプさせたり、踊らせたり、歌わせたりできます。また、キャラクターを変更したり、自分の声や音を追加したり、自分で撮った写真を追加できます。そして、それらをプログラミングブロックと一緒に使うことで、キャラクターをアニメのように動かすことができるようになります。
スクラッチジュニアは世界中で多くの子供たちに使われ、良く知られているプログラミング言語のスクラッチをベースに開発されました。
スクラッチジュニアを開発するにあたっては、幼い子供たちの認識力、感情、社会性の成長に合うようプログラミング言語とインターフェースのデザインを変更しました。小さな子供でも楽しくストレスを感じることなくプログラミングを学んでいけるでしょう。
なぜスクラッチジュニアを開発したのでしょうか?
中略)
小さな子供達がスクラッチジュニアを使うことは、ただ単にコンピューターに接するということでは無く、コンピューターを使いコーディング(実際にプログラムを書くこと)や表現の仕方を学ぶことができるのです。
その過程で、子供たちは問題を解決することやプロジェクトを計画することを学び、後々の子供の学力向上の基礎となるシーケンシングスキル(仕事を単純なステップに分けて、それをどのように実行するか考えるというような論理的思考)を培うことができます。
また、コーディングに目的を持って意欲的に接するなかで数学的な考え方や文章力を使うことで、 幼児期の計算力や識字力の発達を助けます。 スクラッチジュニアにより、子供たちは単にコーディングを学ぶのでは無く、楽しく論理的に考えることを学べるのです。
MIT公式ページより